FRB緩和縮小

米連邦準備制度理事会FRB)は13日、
9月21、22日に開いた連邦公開市場委員会FOMC)の
議事要旨を公表したそうです。

米国債などを大量購入して市場にお金を流す
量的緩和」の縮小について、参加者は
11月会合で縮小開始を決定した場合、
11月中旬か12月中旬に開始し、2022年半ばに
資産購入を終了することでおおむね一致していた。

FRB新型コロナウイルス感染拡大が
本格化した20年3月に量的緩和を開始。

金融市場に大量のお金を流すことで
市場機能を維持するとともに、金利
抑制して景気を下支えした。

当初は無制限で購入していたが、
20年6月からは米国債を月800億ドル
(約9兆円)、住宅ローン担保証券MBS)を
月400億ドルペースで購入している。

議事要旨によると、物価や雇用の
「さらなる著しい進展」という緩和縮小の
判断基準について、多くの参加者が
「景気回復がほぼ予想通りに進めば、
間もなく達成される」と評価。

11月2、3日に予定する次回会合で
緩和縮小を判断した場合、毎月、
国債は100億ドル、MBSは50億ドルずつ
購入ペースを縮小し、来年6月か7月に
購入量をゼロにする計画に賛同していた。

マーケットはどう反応するでしょうか。
日本経済への反応はどうでしょうか。
注目ですね。