ジャパンディスプレイ

経営再建中の中小型液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)です。

26日、中国の投資ファンド、嘉実基金管理グループから

金融支援を見送るとの通知を受け取ったと発表した。

菊岡稔次期社長は同日夜の記者会見で

「当面の資金繰りは万全だ」と強調したが、

支援の枠組みが崩壊しかねない状況に陥り、

再建の行方は再び混迷しそうだ。

菊岡氏は、嘉実の離脱について「遺憾だ。

業績を立て直して(株主らの)期待に応えたい」と

語った。

筆頭株主のINCJ(旧産業革新機構)からの

継続支援や最大顧客の米アップルとの

取引条件緩和などを挙げて「資金状況に

懸念はない」と説明した。

JDIは8月、嘉実と香港の投資ファンド

つくる企業連合から800億円の支援を

受けることで最終合意。

嘉実はこのうち600億円強を引き受ける

計画だったそうです。

菊岡氏によると、嘉実離脱後も香港ファンドの

出資予定に変更はなく、アップルからも出資額を2億ドル

(約215億円)に倍増するとの通知を受けた。

別の取引先からの支援を合わせ、10~11月に4億3000万ドル

(約463億円)を調達できる見通しという。

嘉実との出資交渉は続ける一方、代替調達先の確保も急ぐ。

社員が1万人もいるそうです。

多すぎますね。

そして、完全に新製品の有機ELの量産遅れですね。

経営の失敗ですね。