親台派防衛相
菅義偉(すが・よしひで)首相は中国に対して
融和的な対応に転じるのではないか。
影響力が強まり、菅首相自身が党総裁選で
「反中包囲網」に否定的な考えを示したためだが、
その見方も改めた方がよさそうだ。
知られる岸信夫氏を防衛相に起用したからだ。
これには中国が警戒を強める一方、
台湾は非常に歓迎している。
前政権を継承する菅外交の一端が垣間見られた。
衆院安全保障委員長を経験し、
かねてから防衛相候補の一人だった。
ただ、岸氏以外に防衛相候補者がいなかったわけではない。
そもそも菅内閣では再任や同じポストでの
再登板が目立つ。
それに当たる。
経験者で固めた方が無難だからだろう。
それならば、自衛隊の運用をはじめ、防衛法制と
憲法との整合性を国会で問われる防衛相にも、
経験者を充ててもよかったはずだ。
それでも菅首相は、台湾との友好促進を図る
いいですね。
中国には、よいアピールです。
日本は、米中の間でビジネスをする必要が
あります。
菅総理の思惑でしょうか。