氷河期世代

政府が20日に閣議決定する令和2年度予算案の

厚生労働分野の概要が11日、判明したそうです。

政府が取り組む全世代型社会保障

構築を最重点項目に掲げ、バブル崩壊後の

不況期に就職難だった就職氷河期世代への

支援に前年度当初予算比23・3%増の

603億円を盛り込んだそうです。

高齢者の就労支援も手厚くし、多様な

人材の就労を促して社会保障

担い手を増やし、持続的な経済成長の

実現を目指すそうです。

総務省労働力調査によると、30代半ば~40代半ばの

就職氷河期世代の人口は約1689万人(平成30年現在)。

このうち、フリーターなどは約52万人、

他の派遣社員契約社員ら非正規で働く人は

約317万人に上るそうです。

この世代の収入が不安定なまま高齢化すると、

生活保護受給世帯の増加など社会保障費の膨張を招く恐れがある。

予算案では、氷河期世代への対策を集中的に

進めるため、全国のハローワークに専門の

窓口を設置。

専門の担当者がチームを組み、就職相談から職業紹介、

職場に定着するまで一貫してサポートする

「伴走型支援」を行い、安定した就労に

つなげる方針だ。氷河期世代の失業者を

正社員として雇用した企業への助成金も拡充するそうです。

氷河期世代の対策はなかなか進みません。

就職できていませんからね。

どうやって、能力を上げるかが、問題です。