リセッション(景気後退)

世界的な海運大手、デンマーク
APモラー・マースクは欧州では
リセッション(景気後退)入りが
迫りつつあり、米国もそう遠い先では
ないとみているそうです。

マースクのソレン・スコウ最高経営責任者
(CEO)はブルームバーグテレビジョンとの
インタビューで、「すぐそばで戦争が起き、
今冬にはより深刻なエネルギー危機が
見込まれる中で楽天的になるのはかなり難しい。
消費者信頼感だけでなく、それに伴う需要も
影響を受けている」と説明。

「欧州は現時点でリセッションに入っているか、
近くそうなる可能性が非常に高く、
米国もそうなり得る」と続けたそうです。

同社は今年の世界コンテナ需要が2-4%
落ち込むと予測。
従来はプラスまたはマイナス1%レンジの
下限と予想していた。

2日発表した7ー9月(第3四半期)決算で
「見通しにはかなりの暗雲が垂れ込めている」と
述べ、これが「消費者の購買力を圧迫し、
結果的に世界の輸送や物流需要に影響が出る」と
指摘したそうです。

コロナとウクライナ戦争で世界が変わって
います。
リセッションもあるでしょうね。