大規模接種センターの予約システム

防衛省の批判に対する答えだそうです。

毎日新聞は「防衛省はシステムのそうした
欠陥について事前に公表しておらず、事実であれば
放置することで接種に影響が出る恐れもあり、
公益性の高さから報道する必要があると判断。
防衛省への取材を進めるとともに、記者が実際に
入力して事実であることを確認した」と経緯を
説明した上で、「確認後は予約をすぐに取り消し、
接種を受ける人に影響しないよう配慮した上、
架空の予約をしないよう呼びかける防衛省
コメントを載せ、紙面でも架空予約防止を呼びかけている」
としたそうです。

また、AERA dot.は運営する朝日新聞出版の名義で、
芹澤清・防衛省官房長名の「貴社報道に対する申し入れ」が
郵送で届けられたことを明かしたうえで、
「事前に防衛省とシステムの委託先の会社に
見解を求めましたが、明確な回答は得られませんでした。
取材過程における予約は情報に基づいて真偽を
確かめるために必要不可欠な確認行為であり、
記事にある通り、確認後にキャンセルして
おります」と説明したそうです。

でもですね。
システムは、不備があるけど、予約を優先したのです。
わざわざ、システムの不備を報道する必要が
あるでしょうか。
これで、模倣犯が増えます。
もし、システム改修に時間がかかれば予約が遅れます。
当然、ワクチン接種が遅れます。

それに対して、新聞社はどう考えているのでしょうか。
そこを聞きたいですね。
やる意味があったかどうかです。