楽天と日本郵政
楽天が、1997年の創業以来最大規模と
なる増資に踏み切るそうです。
日本郵政だけでなく、中国IT大手テンセントの
子会社、米小売り大手ウォルマートなどから
合計約2400億円の出資を受け入れる。
携帯電話事業への投資とともに、
変化の激しいインターネット関連サービスでの
地盤を固める考えだそうです。
「日本郵政とタッグを組む歴史的な一ページだ」。
12日に都内で開いた記者会見。
Tシャツ姿で会見することも多い楽天の
三木谷浩史会長兼社長がスーツと
ネクタイを身につけ、神妙な面持ちで話した。
今回、郵政が出資比率8・32%の第4位株主と
なるほか、テンセント子会社が約650億円
(出資比率3・65%)、ウォルマートも
約166億円(同0・92%)を出資する。
資金は当面、携帯事業への投資に使う。
昨年4月に本格参入した携帯事業は、
全国に基地局を広げている最中で、
今夏には人口カバー率を96%に引き上げる。
ただ、投資負担は重く、楽天の2020年12月期
決算は純損失が1141億円と2年連続の赤字に
なった。
借入金は増え続け、自己資本比率が
昨年末時点で5%を切るまでに
財務体質が悪化していた。
携帯事業にお金がかかります。
でも成功すれば、これから利益が
確保できます。
これからですね。