Go To トラベルキャンペーン

政府の旅行需要喚起策「Go To トラベル」

キャンペーンが、22日のスタートを

目前に壁に直面している。

東京都を中心に新型コロナウイルス感染者が

急増しているためだ。感染者の流入

懸念する各地の首長からは見直しを

求める発言が相次ぎ、野党も追及を

強める。

ただ、鳴り物入りで実施を決めた

政策の転換は安倍政権への打撃が

避けられず、「安倍晋三首相も

菅義偉官房長官も迷っている」

(政府関係者)のが実情だ。

「新型コロナは収束したと判断したのか」。

15日の衆院予算委員会で、国民民主党

馬淵澄夫国土交通相は、西村康稔経済

再生担当相に政府見解をただした。

4月に閣議決定した文書に、キャンペーンの

実施時期を「新型コロナ感染症の拡大が収束した後」と

明記していたためだ。

西村氏は「緊急事態宣言を出したときの、

あの大きな流行は収束させた」などと

苦しい答弁に終始した。

経済的には行うべきですね。

でも、感染が広がる可能性があります。

難しい判断です。

でも、誰かがしないといけません。