資本金1億円以下

税制度では、資本金が1億円以下の企業は
「中小企業」と位置づけられています。

こうした中、大企業が資本金を
1億円以下に減らす「減資」を行って、
中小企業化するケースが増えているそうです。

この結果、資本金が1億円を超える企業の数は、
ピーク時より3分の2に減少しています。
実は、減資をすることで「節税」になる
ケースもあり、節税目的の企業も
一定数いるとみられています。

国もこうした動きを問題視していて、
制度変更に乗り出そうとしているそうです。

13日に開かれた全国知事会議。
「課税逃れ」という言葉を使って、
知事たちが槍玉に挙げたのが、
「外形標準課税」という税制度です。

外形標準課税とは、会社の資本金が
1億円を超える企業が都道府県に
納める税金のこと。
資本金などの額に応じて課税され、
事業が赤字でも税金を支払う必要があります。
一方で、資本金が1億円以下の企業は税制上、
中小企業として扱われ、課税対象には
ならないそうです。

でも、資本金を決めるのは企業ですからね。
節税対策でよいと思います。
企業は、自助努力で利益を上げていますからね。