ロシアの主力戦車が半分損失?

イギリスのシンクタンクが、
ロシアがウクライナ侵攻によって
主力戦車のおよそ半分を
損失したという分析結果を
明らかにしたそうです。

イギリスの国際戦略研究所は15日、
世界の軍事情勢を分析した報告書
「ミリタリー・バランス」を
公表しました。

 ロシアは去年2月のウクライナ侵攻以降、
主力戦車のおよそ50%を損失したと
分析しています。

 そのうえで「ロシアはウクライナ侵攻に
あたり判断が楽観的で、自国の軍隊への
理解も不足していた」と指摘しました。

 一方、ウクライナも主力戦闘機の
およそ半分を失ったとみられるということです。

 ただ、西側諸国の軍事支援によって、
ウクライナの装備が増強されていると
しています。

 アジアの安全保障を巡っては、中国が
核戦力を拡大しているようだと
指摘しました。 
アメリカは中国の軍事的近代化を
引き続き懸念していて、去年、
新型戦略爆撃機を公開したことは
「明らかにアジア太平洋地域の不測の
事態に焦点を当てたものだ」と分析しているそうです。

ロシアは、どんどん兵器がなくなっています。
ウクライナも同じですが、西側からどんどん
武器が供給されています。
戦争は長引きそうです。