シンガポールで感染が再拡大

新型コロナウイルスのワクチン接種完了率が
8割を超えたシンガポールが、深刻な
市中感染者急増に見舞われているそうです。

経済への打撃が大きいコロナ根絶戦略から、
「コロナとの共存」に向けて行動制限緩和に
切り替えたところ、早くも試練に直面したそうです。

人口約570万人の同国で、新規感染者は
12日まで3日連続で500人を超えた。
人口比で考えると日本で1万人超に匹敵する。
ワクチン接種者を対象に1組5人までの外食を
認めるなど、厳格だったコロナ制限を
一部緩和したのが響き、感染者が8月下旬から
急増し始めた。

ワクチン接種完了率は81%と「恐らく世界一の水準」
(オン保健相)に達し、満を持して緩和に
着手したはずだった。

しかし、感染力が強いデルタ株が生鮮市場や
商業施設を通じて拡散。
期待された集団免疫はいまだ獲得されておらず、
保健省は「接種率9割を大幅に超えないと
獲得は難しい」と悲観的だ。

8割でも感染が広がっています。
デルタ株の影響でしょうか。
中国のワクチンでしょうか。
コロナの終息はまだ遠いですね。