エニタイム

24時間型フィットネスクラブ
「エニタイムフィットネス」のFC(フランチャイズ
展開しているファストフィットネスジャパンの
業績が好調だそうです。

今年6月時点の店舗数は、全国で924店舗、
会員数は59万人以上。

直近の1年間で、140店舗以上を新たに
オープンさせているそうです。

フィットネスクラブと言えば、コロナ禍で
苦境に立たされ、2020年度の市場規模は
3割超急減し倒産・廃業も過去10年で最高になっています。

そんな中で、フィットネス?大丈夫?
そう思っている方も多いでしょう。

しかし、エニタイムは絶好調なのです。
なぜ、好調なのか、その理由を紐解いていきます。

多くのマシン、インストラクターを擁する
いわゆる「スポーツジム」は「三密回避」の
ためにコロナで退会者が増加して倒産や
廃業する企業も出てきています。

しかし、「無人」「24時間」をウリにした
「エニタイム」の会員数は昨年5月を底に
持ち直しています。
21年3月期決算説明資料によれば、
プールやスタジオなどのスペースが
完備されている総合型クラブに比べ
売上高の落ち込みは小さく、営業利益は
コロナ前を上回っています。

エニタイムは、機械に特化しており、
プールやスタジオなどの人の
交流スペースがない事から休業要請対象に
なっていないそうです。

これはたまたまの追い風であったとも言えますが、
コロナは、以前からトレンドになりつつ
あったものをより加速化させる傾向があるそうです。

コロナでも成長するのはすごいですね。
従業員がいないのですね。
逆転の発想です。