トランプ政権

トランプ米政権が矢継ぎ早に、

中国に対する制裁関税の強化や、

中国ハイテク企業の封じ込め策に踏み切りました。

5月上旬に貿易協議が決裂したことで、

米政権が中国を国際経済から切り離す

「デカップリング(分離)」に本格的に

動き出したそうです。

世界経済が米中2陣営に分離される

「経済冷戦」時代の到来が現実味を帯びてきた。

米中経済関係のキーマン、ポールソン元

米財務長官は5月上旬、米テレビ番組で

そう語り、米ソ冷戦の時代に世界の分断を

象徴する概念として人口に膾炙した

鉄のカーテン」が、米中間に築かれると予言した。

昨年12月の米中首脳会談後、中国による

知的財産の保護策や、外国企業に技術移転を

強要する政策の是正を話し合う貿易協議が

本格化した。

米中両政府の会合は11回を数え、合意は間近と

みられていたが、トランプ米大統領が5月5日、

対中制裁関税の強化を突然、ツイッターで発表。

中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)分に

課した追加関税の税率を10%から25%に

引き上げ、さらに3000億ドル分に課税する

準備もはじめた。

冷戦ですね。

これからどうなるのでしょうか。

注目です。