ジャパンディスプレイ
経営再建中の液晶パネル大手・
ジャパンディスプレイ(JDI)は28日、
主力の白山工場(石川県)を計713億円で
売却すると発表したそうです。
土地と建物をシャープに412億円で譲渡し、
生産設備を米アップルに301億円で売却する。
白山工場は、アップルのスマートフォン
「iPhone(アイフォーン)」向けの
液晶パネルを生産する主力工場で、
2016年12月に稼働を始めた。
米中の貿易摩擦に伴う中国での販売不振
などから需要が落ち込み、19年7月に
操業を休止した。
JDIは建設資金約1700億円の大半を、
アップルからの借金にあたる「前受け金」で
賄っており、返済負担が重荷となっていた。
シャープは、亀山工場(三重県)で生産するアイフォーン
向けのパネル生産を白山工場に集約する方針と
みられる。
亀山工場では自動車向けパネルなどの生産に注力する。
シャープの戴正呉(たいせいご)会長兼最高経営責任者
(CEO)は「生産能力の拡充や次世代ディスプレーへの
展開で、当社のパネル事業にとってプラスになると
確信している」とコメントした。
ジャパンディスプレイも厳しいですね。
事業再編が必要です。