個人消費
新型コロナウイルスの感染拡大で急速に
悪化した個人消費に回復の兆しが見えてきたそうです。
外出自粛によるレジャー消費の落ち込みは
4月後半で底打ちした可能性がある。
ただ緊急事態宣言解除後の感染拡大の
兆候を警告する「東京アラート」が発動されるなど、
第2波による自粛要請再開の懸念が
冷や水を浴びせている。
クレジットカードの決済データなどをもとに
ジェーシービー(JCB)とナウキャストが
国内消費動向を半月ごとに算出する
「JCB消費NOW」によると、外食、交通、
娯楽といったレジャー消費は4月の宣言発令後に
外出自粛で大きく落ち込んだものの、
5月前半に下げ幅が縮小したそうです。
逆に巣ごもり消費で“特需”を生んだ
スーパーなどの身近な小売りや、
インターネットを通じたコンテンツ配信の
伸びは5月前半には鈍化し、消費行動は
落ち着きを取り戻しつつある。
宣言は当初予定した5月6日には解除できず
延長されたが、飲食店が持ち帰り販売に
本腰を入れるなど、自粛経済下でも
生き残るため営業努力を重ねたことが
消費に反映されたようです。
消費が少し戻っているのでしょうか。
でも、東京では感染者が増えています。
予断を許しません。