ニコニコ動画

インターネットと出版の異例の

タッグで誕生したカドカワ

だが、成長エンジンであったはずの

ネット事業は衰退し、出版業界も

いずれはジリ貧。

統合による新たな成長の柱も、

一向に見えてこないそうです。

「動画重過ぎ」「もはや“オワコン”」。

インターネット上にあふれ返る辛辣な

意見の数々がユーザー離れの窮地を物語っているそうです。

2014年、ネット事業を手掛けるドワンゴ

出版大手のKADOKAWA経営統合して誕生した、

持ち株会社カドカワ

ネットと出版という異例のタッグの内実は、

出版業界が衰退傾向にある出版社が将来有望な

ネット企業に“救済”を求めた格好でもあった。

だが、当時隆盛を誇った旧ドワンゴのネット事業は、

いま凋落の一途をたどっている。

18年3月期決算のセグメント別営業利益では、

出版部門の60億円に対し、ウェブサービス部門は

10億円の赤字に転落。

16年3月期の同部門の営業利益率は14%と、

出版部門の6%をはるかに凌いだが、立場は

すっかり逆転した)。

元凶は、冒頭の通り主力動画サービス「niconico(ニコニコ)」の

ユーザー離れによる不振だそうです。

だが、ユーザー投稿型のサービスではここ数年、

広告収入モデルの「YouTube」にそのお株を

奪われたそうです。

画質の悪さや動画の重さといったシステムの

劣後に対する改善の遅さも手伝い、有料会員数は急減。

19年9月時点で有料会員は194万人とピーク時から

50万人以上落ち込んだそうです。

ティックトックも出てきています。

厳しいですね。

これから、どうするかですね。

競争が激しい業界です。