三陽商会
10月30日に開かれた三陽商会の
2018年12月期第3四半期の決算説明会です。
通常、同社は中間決算と本決算の発表日に
説明会を開催するが、第3四半期に社長が
説明の場に立つのは異例だそうです。
このタイミングで説明会を開いたのは、
中期経営計画で掲げていた今期の黒字化が
困難になったことを受け、今後の成長戦略の
具体策を示す必要があったからだそうです。
主力ブランドであったバーバリーとの
ライセンス契約が2015年6月に終了して以降、
三陽商会の業績は低迷が続いているそうです。
今年7月に下方修正した今期の会社計画では、
売上高605億円(前期比3.3%減)、
営業損益は16億円の赤字(前期は19億円の赤字)と、
3期連続の営業赤字になるそうです。
売上高はバーバリーブランドを
持っていた2014年度の半分程度に落ち込み、
2017年2月に発表した中期計画で2018年度
黒字化を目指していた会社の目算は
大きく外れたそうです。
一つのブランドだけというのは
リスクがあります。
ライセンス契約がなくなることを
知っていたのにもっとはやく対策を
すべきでしたね。
経営のミスですね。