東芝メモリー

東芝は17日、半導体子会社

東芝メモリ」を、米投資ファンド

ベインキャピタルが率いる「日米韓連合」に

6月1日に売却すると発表したそうです。

遅れていた中国の独占禁止法

審査で売却が承認されたと確認できたとして、

今後、株式譲渡に必要な手続きを進めるそうです。

東芝は売却先の有力候補を二転三転させた末、

昨年9月に日米韓連合に2兆円で売ると

決めたが、米中の通商摩擦が激化してから

中国の独禁法の審査が進まなくなったそうです。

審査が必要な8カ国・地域のうち中国だけが残り、

予定していた3月末までに売却手続きを

完了できずに中国側が2カ月間の追加審査に

入っていたそうです。

東芝メモリはグループの営業利益の

9割を稼ぐ収益源だったが、東芝

財務基盤の強化のために早期売却を

めざしてきた。

ただ、昨年12月の増資などで

債務超過は解消済み。社内には

もともと売却に否定的な意見もあり、

売却撤回のシナリオも探り始めていたそうです。

東芝はこれから何で収益を上げるのでしょうか。

もう半導体はありません。