就職氷河期
大卒求人倍率調査によると、バブル期の
1991年3月卒の大卒求人倍率は2.86倍
(求人総数84万4000人、民間企業就職
希望者数29万3800人)だったそうです。
1993年3月卒で1.91倍と2倍を割り込むと
1994年3月卒は1.55倍に低下したそうです。
1995年3月卒は1.20倍(求人総数40万400人、
民間企業就職希望者数33万2800人)に
落ち込んだそうです。
団塊ジュニアの大学卒業期を迎え、
新卒者数が増える一方で、求人総数は
バブル期から半減していたそうです。
就職氷河期はその後長く続き、リーマン・
ショック後から東日本大震災後にも
厳しい情勢が訪れたそうです。
昔は、ネットがなく情報収集が困難だった
ことと、大学の就職課をはじめ就活支援サービスが
未整備だったこと。
そして、男女雇用機会均等法改正前で、
採用での男女差別が「禁止」ではなく
「努力義務」とされていた点だそうです。
厳しい時代ですね。