中国の労働事情

中国では労働者が集まらないようです。

13億4千万の巨大な人口を抱える中国で、

上海や広州など沿岸部が150万人以上の

労働力が不足しているようです。

年平均13%以上アップの最低賃金高騰にも

ばっているようです。

13%ってm日本の高度成長期の賃金の上昇より

大きいですからね。

1月末の春節旧正月)連休明けから

1カ月近くが経過したが、内陸部の農村に

帰省した出稼ぎ労働者(農民工)の多くが

沿岸部に戻らない現象が続いているそうです。

一部の工場は操業再開のメドが立って

いないということです。

中国紙によると、上海を中心とする

東部の長江デルタ地区で製造業の

工場勤務者など50万人以上、

広東省広州など南部の珠江デルタ地区では

100万人以上がそれぞれ不足しているそうです。

大量の農民工を沿岸部に送り出してきた

内陸部の四川省には、米アップル製品などを

受託生産する台湾系の富士康が、沿岸部の

労働力不足を見越して省都成都に工場進出。

数万人の新規雇用を行って地場の労働力を

吸収し始めている。

格差が大きいとこういうことが起こりますからね。

賃金の高い所へすぐにいきます。

賃金はどんどん上がります。

中国は、2015年から労働人口

減少してきます。

中国の正念場です。