新興国の通貨

新興国を中心とした世界各国の通貨当局

は23日、従来の国際競争力確保のための

自国通貨安誘導競争から一転、今度は

下落を防ぐための自国通貨買い介入競争に

突入したそうです。

世界同時株安など金融市場の混乱で、

資金がここに来て米ドルに集中逃避、各通貨が

ドルに対して急落するのを受けた動きです。

投資家が、新興国からお金を引き上げて

いますから、どんどん通貨が下がって

いきます。

同日の外国為替市場ではポーランド

国立銀行中央銀行)が、下落を続ける

ポーランド・ズロチを下支えするためのズロチ買い・

ドル売り介入を実施した。

これに先立ち韓国銀行、インド準備銀行、

ロシア中央銀行など各国の中央銀行

それぞれ自国通貨買いの防衛介入を実施したのでは、

との見方が市場で広がる中でのポーランド中銀の

行動だったそうです。

あんまり下がると問題ですからね。

この中で、日本は、円高なのですから、

少しは、円安になった方がよいのですが。