ギリシャ問題

ギリシャ問題が続いています。

格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ

(S&P)は4日、ギリシャがユーロ圏を離脱する

確率が「今後数か月間で少なくとも3分の1」だとする

リポートを発表したそうです。

ギリシャで17日に予定される再選挙で、

欧州連合(EU)などが金融支援の条件と

している財政緊縮策に反対する左派勢力が

躍進した場合に起こりうるとしました。

リポートは、ギリシャがユーロ圏を離脱すれば、

同国の経済や中期的な財政状況に深刻な打撃を及ぼし、

国債のデフォルト(債務不履行)が起きる恐れが

あると警告しました。

ただ、その場合でも、周辺の南欧諸国が続いて

離脱する可能性は低く、ユーロ諸国も財政不安の

国に追加支援を行う可能性が高いとしたそうです。

でも、ユーロに残って追加支援をしても、

為替が変わらない限り赤字が減りませんからね。

ユーロの中にドイツとフランスがいる限り、

為替は変わりませんよ。

離脱して、ギリシャの通貨を持ったほうが

よいと思いますが。