南シナ海問題

南シナ海問題がクローズアップされて

います。

中国は、東アジアサミット(EAS)に

米国が加わり、南シナ海問題を含む海洋の

安全保障問題でかつてない守勢に立たされた。

会議でオバマ大統領が南シナ海問題を持ち出すと、

温家宝首相はすぐさま手を挙げ発言を求め、反論したそうです。

会議筋によると、EASで扱うべき問題ではなく、

関係当事国が直接交渉を通じ解決すべきだ、と

従来の主張を展開した。

多国間のアプローチをとる米国を牽制(けんせい)

したこの発言は、危機感の裏返しだといえる。

これまで、中国にとっての「要注意国」は主に、

南沙(英語名・スプラトリー)諸島などの領有権を

争うフィリピンと、ベトナムだった。

とりわけフィリピンは、台湾を含む関係当事者6カ国に

よる多国間交渉や、紛争海域を「平和、自由、友好、協力地域」

とする構想を打ち出すなど、“目の上のこぶ”だったようです。

そこにアメリカが入ってきましたからね。

中国はどうするでしょうか。

昔の、日本に似ています。

日本は、中国のような覇権国家ではなかったですが。

中国は、経済がどんどん落ちています。

デモも広がっています。

国内問題を摩り替えるためにも海外に

出て行くでしょうかね。

注視する必要があります。