汚染土壌の処理

災害があっても、それで新しい技術が

すぐに生まれてきます。

福島第1原発事故で放射能

汚染された土壌の浄化に役立ててもらおうと、

兵庫県立工業技術センターなどは、凝集剤を

使った新たな処理方法を開発しました。

今月中にも福島県郡山市で本格的な

実証実験を始めます。

同センターは「従来の方法に比べコストが安い上、

廃棄物が保管しやすく、大量の土壌を除染するのに

向いている」と話しているそうです。

同センターによると、この凝集剤は植物の粉末と、

吸着剤として除染に使われるゼオライトに似た

性質を持つ鉱物で作る。

実験ではまず、福島県飯舘村の田んぼから

採取した汚染土壌10グラムを水100グラムと混合。

工業用フィルターでろ過すると、土6グラムと

濁り水104グラムに分かれ、土に残った

放射性セシウムなどは7%に減っていた。

濁り水に凝集剤2グラムを加えて沈殿させ、

さらにろ過したところ、沈殿物6グラムと

水100グラムに分離。

沈殿物に残りのセシウムなどが集中し、

水からは検出されなかった。

どんどん新しい技術がでてきます。

政府がお金を出して早急に実用化を

進めるべきですね。

放射能を早急に除去して、住民を

戻すようにすべきですね。