日光市の旅館

日光市の旅館が震災で大変のようです。

東京商工リサーチ宇都宮支店によると、

栃木県日光市湯西川温泉で300年近い歴史を

持つ「伴久ホテル」(客室数109、伴久盛社長)が

26日までに宇都宮地裁に破産申請し、

手続き開始決定を受けたそうです。

負債総額は約30億円です。

不況に東日本大震災と福島第1原発事故に

伴う風評被害が追い打ちをかけ、4月はほぼ

「開店休業状態」だったということです。

震災で施設の被害はなかったが、

福島県に近いため、原発事故を理由にした

予約キャンセルが続出したそうです。

こういう倒産については、東京電力の責任は

どうなるのでしょうかね。

それにしても、2ヶ月間、お客がないと、

そんなに簡単に倒産するのでしょうか。

結局、銀行がお金を貸さなかったのですね。

もっと、他の理由があると思いますが。