“のり”大凶作

毎日、東京・豊洲市場から仕入れる
新鮮なネタの江戸前寿司

そのイクラやウニの軍艦巻き
使われるのりに、大きな異変が起きているそうです。

寿司職人「穴が開いたのりが来るのが怖い」
寿司職人も悲鳴を上げる、穴の開いたのりとはいったい?

取材班は、日本一の養殖のり産地・
佐賀県沖の有明海へ。

最盛期を迎えているはずの漁場で
目撃したのは、目を疑うような異変だった。
黒いはずののりが、黄色に変色。

広がっていたのは、生育が十分に
進まず、品質が低下する色落ちの被害。

のり漁師「これはだめですね。製品にならない。
具合が悪くなりますね、この色...」

有明海では、プランクトンの大量発生が
招いた赤潮により、のりの生育に
必要な栄養が不足したとみられている。

のり漁師「最悪。43年間のり漁業をして一番最悪」、
「深刻な状態、死活問題になっている。
プランクトンが発生して、終息しない海の状態」

のりの不作は、海水温の上昇などにより、
日本各地で起きているそうです。

全国の生産量は、近年60億枚台で
推移していたが、2022年度は
50億枚を割り、過去最少となる
おそれがあるという。

プランクトンですか。
毎年暑い日が続いています。
昨年は、11月まで暑かったですからね。
異常気象です。