電気料金の値上げ

家庭向け電気料金(規制料金)で
東北電力が24日、3割強の値上げ
申請に踏み切ったそうです。

背景には、ロシアのウクライナ侵攻後に
深刻化したエネルギー価格の高騰がある。

財務基盤を強化しなければ、電力の
安定供給を維持できないからだ。
現在、値上げ申請の作業を進めている
電力会社は東北電を含めた6社だ。

だが、原発の再稼働がままならない
状況が続けば、値上げの動きが
さらに広がる事態も予想される。

東北電は他にもコスト圧縮を織り込んだ。
女川原発宮城県女川町)2号機が
予定通り令和6年2月に再稼働することで、
火力発電用燃料のコストを年1千億円程度
圧縮できると試算。
今回の申請でも規制料金の値上げ幅を
平均5%程度圧縮したとする。

現時点で規制料金の値上げを
表明していない大手電力4社のうち、
関西と九州の両電力は原発
再稼働が進んでいる。

九州電の池辺和弘社長は先月31日の
会見で「九州は(発電コストが安い)原発
動いている」と話し、値上げを回避する
〝余力〟を見せたそうです。

工場は、関西や九州に作るべきですね。
電気料金が高いと企業はかなり大変に
なります。