台湾なぜフランス製戦闘機を採用

2022年6月23日、フランス空軍は、1984(昭和59)年の
配備開始から約40年にわたって運用してきた
「ミラージュ2000C」戦闘機を全機退役
させたそうです。

もっとも、これは「ミラージュ2000」シリーズの
初期型であり、改修型の「ミラージュ2000-5F」や
戦闘爆撃機型の「ミラージュ2000D」は、
今後も運用が続けられます。

同機はインドやギリシャ、ブラジルなどにも
輸出されていますが、実は日本の「お隣さん」、
台湾(中華民国)でも採用されているそうです。

現在、台湾空軍が運用する「ミラージュ2000」、
F-16ファイティング・ファルコン」、
そして台湾国産開発の「経国」は、
いずれも第4世代戦闘機ですが、中国は
第5世代戦闘機の「殲-20」を
保有しています。

このため、性能的な面で台湾空軍は
中国空軍に対して不利になると
考えられますが、これにはもうひとつの
大きな要素が絡みます。
それは「パイロットの練度」だそうです。

台湾空軍のパイロットの練度の高さは
世界でも定評があるので、現時点では、
台湾空軍は中国空軍に対して圧倒的に
不利、という状況までには至っていないそうです。

日本でも同じです。
中国の第5世代戦闘機が来ても、日本も、
まだ、第4代戦闘機が多いですが、複数機で
対処する訓練をしています。
組織で戦います。
台湾もできると思いますよ。