最低賃金

最低賃金1000円を目指すという安倍政権の

基本方針に暗雲が漂っているそうです。

最低賃金引き上げの目安を決める

厚生労働省の審議会では慎重論が目立っており、

上げ幅縮小はほぼ確実な情勢です。

賃金を上げなければ景気が良くならないという

意見がある一方で、新型コロナウイルス

影響で雇用が脅かされており、賃金よりも

雇用確保を優先すべきとの声も聞かれるそうです。

最低賃金都道府県ごとに決定されますが、

現時点における全国の平均値は901円と

なっています。

もっとも高いのは東京で1013円、

最も安い県では790円です。

安倍政権は賃上げがデフレ脱却の

カギを握るとして、最低賃金1000円

(全国平均)を早期に実現するとの

目標を掲げています。

しかし、最低賃金を1000円に引き上げると

いう目標については、日本商工会議所

三村明夫会頭が、地方の中小企業に重大な

影響が及ぶとして否定的な見解を示すなど、

経済界からは慎重な意見が相次ぎました。

最低賃金よりまずは雇用です。

今回のコロナ感染で、昔のように景気は

戻らないかもしれません。

雇用の確保が重要です。