トヨタ

次代のエコカー競争をめぐり、欧米や

中国で電気自動車(EV)の普及に注目が

集まる中、蚊帳の外に置かれそうなのが、

モーターや電池をエンジンと併用することで

高い燃費性能を実現したハイブリッド車

(HV)です。

1997年のプリウスの発売以降、市場を牽引

(けんいん)してきたトヨタ自動車は4月、

“虎の子”のHVを中心とした電動車の関連技術の

特許を無償で開放する方針を公表したそうです。

トヨタの方針転換には、HVをさらに

普及させることで自社のビジネスを有利に

導こうという深慮があるそうです。

低速ではモーターで走り、速度が上がるとエンジンで走行。

それぞれの駆動系を効率の良い速度領域で使うことで

燃費性能を高めたプリウスは大ヒットした。

ホンダも99年に「インサイト」を発売し、

両社が販売を競う中でHVの普及が進んだ。

その後、「フィットハイブリッド」(ホンダ)、

「アクア」(トヨタ)といった小型車にも広がった。

モーターが比較的小さい「マイルドハイブリッド」や、

エンジンを発電用に使う「シリーズハイブリッド」など、

仕組みも多様化しているそうです。

世界は電気自動車です。

ハイブリッドがどのくらい増えるかですね。

確かの、まだ電気自動車は走行距離の

問題もあります。