引きこもり

若い頃からひきこもったまま

社会復帰を逃した中高年を高齢になった

親が面倒を見る家庭への対応が

急がれています。

京都市内で28日と6月4日、40歳以上の

ひきこもりの子供を持つ家族を

対象とした教室が開かれるそうです。

内閣府が今年3月末、40~64歳のうち、

15~39才の推計数(54万1千人)

より多い61万3千人がひきこもり状態に

あるとする調査結果を公表したそうです。

ひきこもり当事者は同居する親の

収入や生活保護で生計を立てていることも判明。

こうした実情は、80歳の親が50歳の

子供の面倒を見る家庭になぞらえて

「8050(はちまるごーまる)問題」

と呼ばれ、深刻化しているそうです。

 市こころの健康増進センターによると、

ひきこもりの中高年の子供を持つ

家族の多くは、子供の就労や親の

死後の生活に不安を抱えているという。

教室は、京都市内に在住し、10年以上

ひきこもり状態が続く40歳以上の

子供を持つ家族が対象。

1回目は、民間のひきこもり支援団体に

よる支援活動などを紹介し、2回目は、

ファイナンシャルプランナーが親の

死後に起こる金銭的な問題や備えを

提案する。親だけの参加でも可。

結局は、親子の問題です。

社会の問題も少しありますが。

親が、子供をあきらめずに育てて、

社会に出す必要があります。

覚悟が必要ですね。