就活廃止

経団連の中西宏明会長が3日に

面接などの解禁日を定めた採用活動の

指針を廃止する意向を示しました。

背景には、時期を問わず人材を

採用する通年採用が企業で

広がり始めていることがあるそうです。

グローバル化が進み、人材の獲得競争が

厳しさを増す中、決まった時期に新卒者を

一括採用する方法では多様な人材を

確保できないとの危機感があるそうです。

「企業がグローバル化し、競争優位に

立つには採用が極めて重要。経団連会長が

一石を投じたことを前向きに評価したい」。

これまでも通年採用への移行を提言してきた

経済同友会の小林喜光代表幹事は、

4日の定例記者会見で中西氏の発言を

歓迎したそうです。

通年採用は「ユニクロ」を展開する

ファーストリテイリングやヤフーなどが

導入しているそうです。

リクルートキャリアの調査によると、

2019年入社で通年採用を実施する

予定と答えた企業は26.3%で、

前年(19.1%)より7.2ポイント

増加する見込みだそうです。

外資系なども通年で採用しており、

日本経済大の西村尚純教授は「世界中から

優秀な人材を採り、競争力を高めるには

通年採用に向かわざるを得ない」と

指摘しているそうです。

いいかもしれません。

大学卒業しただけで、必要な人材かは

わかりません。

優秀な外国人を雇用するなら、

就活は必要ないかもしれません。