地方銀行

メガバンクが大規模なリストラに

乗り出すなど、銀行の経営環境が悪化していますが、

さらに厳しい状況に追い込まれているのが

地方銀行だそうです。

地方銀行の多くが事実上の赤字経営

転落していることに加え、相続によって

地方の資産が都市部に集中する

可能性についても指摘されているそうです。

東京証券取引所などに上場する地方銀行

2018年3月期の決算は、全体の約6割が

赤字もしくは減益となったそうです。

表面上は利益が出ていても、貸出金利

預金金利の差額(利ざや)が実質的に

マイナスになっている銀行も多いことを

考えると、地方銀行の多くで経営基盤が

揺らいでいるそうです。

地方銀行の経営が苦しくなっている

直接的な原因は、日銀の量的緩和策に

よる金利の低下ですが、問題はそれだけに

とどまらいそうです。

高齢化や人口減少によって地域経済の

縮小が進んでおり、一部の地方銀行では、

集めた資金を貸し出す先がないという

根本的な問題に直面しているそうです。

今後、地域経済の縮小はさらに

進むと考えられており、将来的には、

半分の地方銀行が経営を維持できないそうです。

銀行も厳しくなっています。

昔のように安定企業ではなくなっていますね。